角川インターネット講座 (2) ネットを支えるオープンソース ソフトウェアの進化に「企業とオープンソース」を寄稿しました。
企業(Hewlett-Packard Labs, Google)の研究者/Software Engineerでありつつ、free software/open source software関係でいろいろやっていた経験からみた"オープンソース ソフトウエア"の進化について解説してみました。
開発者じゃない人や経営者から見た"オープンソース"とは違うところも多いかと思います。
寄稿して振り返ってみると、最近はgithubなどでカジュアルにソースコードをやりとりするようになり、
Free Software Foundationの提唱するfree softwareも
一時期にくらべるとだいぶ下火になってきてるような気がします。
ことさらに"free"を主張しなくても自由にプログラミングできるようになってきているのならいいのですが、プログラマじゃない層を守るという観点で
自由を許さない環境もなくならならないようです。
新しいことを試してみたい人の自由を確保するのと、リテラシーが十分じゃない人の安全を確保するのとのせめぎあいが続いていくのでしょうか。
"自由を守らないといけない”を主張する人の影響力が減ってきてないかなぁと気になっています。