ソフトウェアシンポジウム2008のパネル・ディスカッション「FLOSSは日本のソフトウェア技術者を救うか〜Don't trust anyone over thirty」にひろのぶさん、かずひこさん, Matzさんとともにパネリストとして参加してきました。
FLOSSの4つの自由でソース読んだりいじったりすることでソフトウェアの技術が身につくんですよ、上流→下流よりもコア→アプリケーションなんじゃないんですかね、簡単なことを簡単にできないようでは難しい問題にはかないませんよ、できる人は仕事がはやいからどんどん作ってどんどん改良していくのですぐれた成果物がだせるんですよ、ソフトウェア開発はyak shavingになりがちだけど、やってみないとわからない問題というのはたくさんあるわけで、yak shavingすることで技術力がつくし、その中に真の解決すべき問題があるのかもしれませんよ、Done, Get Things Smart、コードレビューするのは大事ですよ、継続することが大事でそのためには好きであるほうがいいですよ、つまらないと思っているタスクも見方をかえるとおもしろい問題なのかもしれませんよ、とかそういう話をしました。
Q&Aではmatzを説得する方法とかMatzさんに限らず一般的にFLOSSコミュニティで活動する上で大事ですよ とか、コミュニティは大事だけど特に単なるお客さんになりがちなユーザーコミュニティとかはどうか とか。
しかし、ほとんど「上流→下流」な仕事はしたことないのでそういう世界は実際どういうかんじなのかわからないんですが、コード書けない人が設計やっているとか聞くと、それでよく作れるなーとか思うんですがどうなんでしょうか。もしコーダーは設計を機械的にプログラムにおとしているだけというのなら、そこはまさにコンピューターでやってしまうべき(自然言語なんかで記述するよりなんらかのDomain Specific Languageで書いてしまったほうがよさげで、コーダーみたいな人は不要)だと思うし、そうじゃないんなら、そこにはそれなりにややこしい問題が潜んでいることもあるわけで、重要な部分は技術力があって経験豊富な人がしっかりと実装しないと駄目だろうと思うわけです。実装しないと設計の問題がわからないことはよくあることです。実装しなくてもきちんと設計できるっていうのはよほどすごい人か、そもそも大して難しくないシステムかのどっちかじゃないかと。
仕事もあるんで、シンポジウム自体は3日あるけど初日のキーノート、パネル、懇親会だけでてさっさと帰ってきました。
さて、高松に来たからにはうどんを食わなければ、というわけで3食たべてきました。
まず高松空港からリムジンバスで到着した高松駅の近くで発見した「連絡船うどん」
夜は懇親会で結構食べたけど、その後町のほうにでかけて「北古馬場ごえもん」
朝早く起きて駅の近くの「味庄」
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